【iPodシリーズ終了】私のiPod nano第6世代もばっちり動いてるけど、今後はどうなる？

2022年5月10日、アップルは現在販売されている最後のiPodシリーズであるiPod touchを在庫限りで販売を終了すると発表しました。

iPodシリーズは2001年に初代iPodが発売され、「1000曲をポケットに」というメッセージのもと、爆発的に携帯音楽プレーヤーを普及させた商品だったと思います。

iPodの思い出

私が22歳でまだ実家に住んでいた頃、母親が買ってきたiPod shuffle（第2世代）が、私が初めてアップルの製品に触れた瞬間だった記憶があります。当時あのリンゴのマークと言えば、パソコンのMacという印象しかなかったです。

その後、自分用に携帯音楽プレーヤーが欲しいなと思っていたところ、2010年に同じく正方形のクリップ付きモデル「iPod nano（第6世代）」が発売になるというニュースを聞きました。

仕様を見ると小型で前面はタッチパネルのみ、物理ボタンは側面にボリュームと電源ボタンだけ。FMラジオも聴けるし、クリップ付きでデザインもカラーも豊富。私の好みにピッタリな商品だということで、発売後にすぐ購入しました♪

当時、私は車での通勤時間が1時間かかっていたので、カーナビにiPodをケーブルで接続して通勤で聴くというスタイルで使用して、休日は出掛ける際にクリップをシャツの胸元などに挟んで聴いたりしていました。

8年ぶりに電源を入れてみた

それから数年使用して、車を買い替えたときに一時的に机の中に片づけてから、使うことがなくなっていきました。そのあたりからスマホを持つようになり、音楽もスマホのapple musicやYoutubeで再生したりと、音楽の視聴環境も変わっていきました。

そして今回、iPod終了のニュースを受けて、机の奥深くに眠っていたiPod nanoを出してみました。

本体はシリコンカバーを装着していたのでとても綺麗です。電源ボタンを長押しすると、まだ充電が残っていたようで普通に電源が入りました。液晶も綺麗で明るく、曲もしっかり再生されます。ただ、バッテリーの劣化状態は使ってみないと分かりませんけどね。

当時入れていた曲がたくさん出てきました。EXILEや安室奈美恵、ゆず、AKB48などの曲や浦和レッズに関係する曲など。まあ、今使っているiPhoneのミュージックアプリに同期されていたので懐かしくはないんですけど…。

でもやっぱiPhoneをポケットに入れて音楽を聴くにはちょっと重いし大きいので、このiPod nano第6世代は本当に使いやすいと再認識させられましたね。

そして懐かしのdock端子ケーブル。写真の黒いケーブルはカーナビ接続用のカロッツェリア用dock端子ケーブルでめちゃくちゃ太いです。apple純正品のケーブルはもっと細いです。そういえばiPhoneも最新のものはライトニング端子からUSB(typeC)の仕様に変わっていますね。

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iPod終了でどうなる？

個人でiPodを使っている人は今後どうすればいいのでしょう？iPodファンの方からしたら、いつかは販売終了することは想定はされていた展開かもしれません。販売終了のニュース以降、appleの公式ストアではすでに売り切れており、今後のために1台買っておくという人は家電屋さんを巡ることになりそうです。

iPodを好んで使用している人は、軽量であることやスマホとは切り離して音楽を楽しみたいという人が多いと思います。普段使いのiPhoneにまとめるのか、Android端末使うのかで、低価格であるiPhone SEなどを音楽専用で使用するのか。別メーカーの端末を購入するのか。

また、飲食店のオーダーシステムでもiPod touchが活躍というか大活躍してますけど、今後端末がなくなっていったらシステムの見直しを迫られるお店が増えていきそうです。

iPod登場から20年、間違いなく私たちの音楽の楽しみ方を変えた商品でした。特に今の30～40歳代の方はカセットテープやラジカセ、CD-Rに焼く～MDプレーヤー～MP3プレーヤーブームを経験していると思うのでこの激動の時代をしっくり感じている事でしょう。