豊田スタジアム|屋根が固定式に 改修工事は完了

雑記

2023/4/14更新~写真追加

サッカーJ1名古屋グランパスエイトの本拠地豊田スタジアム(愛知県豊田市)で、悪天候でも使用できる開閉式屋根を固定式に改修する工事が進んでいる。1回の開閉に約100万円の費用がかかる上に、修繕費も年約6千万円必要だったためで、コスト削減のため目玉の可動屋根を断念する。 所有する豊田市によると、開閉式屋根は鉄骨製の梁や塩化ビニール系素材の「屋根膜」で造られ、完全に閉じた状態で幅92m、長さ223m。蛇腹状に折り畳まれた屋根膜が動き約50分かけて閉じる仕組み。2001〜13年度にサッカーの試合などで計127回開閉した。15年度からは原則、開けたままにしていた。 共同通信社から転載

骨組みは残して屋根のように

豊田スタジアム公式

骨組みを撤去するわけではなく、現状と同じでホーム側に閉じた状態で屋根のように改修、固定されるということなんでしょうね。

一回の開閉で100万円費用が掛かるという話ってあれ本当だったんですねえ…。

Twitterでは…ヴィア鯱(@12pixy101)さんの2022年10月のこちらツイートによると

との情報がありました。

~2023年4月追記~
先日、豊田スタジアムにJリーグの試合を観に行った際に撮った写真をアップします。座席が反対側だったので、微妙ですが…。合成繊維の布はもうありませんでした。

屋根が閉まっている豊田スタジアムで試合観戦は一回だけ経験があります。2011年の名古屋-浦和でした。千代反田のハンドでマゾーラがPK決めて1-1で引き分けた試合。私のJリーグ初観戦の試合でした。

ドメサカのブログコメントでは
「PDFで工事内容がおそらく丸々公開されているけど、現在位置の開閉式屋根の一部を骨組みとして再利用して、新たに平面な膜を張るみたい。蛇腹にするための骨組みなどは撤去なので見た目は普通の平面膜屋根になるはず。」とコメントがありました。蛇腹自体は撤去するんですね。

SNSでは今回のニュースを勘違いして、常時閉じると思っている人が多いようです。

ということでアウェイ側のゴール裏は、常時屋根のない状態になることになります。降雨時はカッパを着て選手たちを鼓舞しましょう!

屋根膜がバッグになった

この屋根で撤去した膜を使ったバッグが販売されることになりました。商品の画像は下記の引用元のリンクをご覧ください。

 愛知県豊田市は、市内の豊田スタジアムの開閉式屋根に使われていた合成繊維をリユースしたバッグなどを作製し、ふるさと納税の返礼品に加える。5日発表した。受け付け開始は2月下旬ごろで、同時期からスタジアム内の売店でも販売するという。

 製品は、トートバッグ2種で、ボタンを外すとレジャーシートにもなるものも。無地のほか、スタジアムやサッカーJ1・名古屋グランパスのロゴマーク付きも作った。市によると、元は縦2メートル、横10メートルの合成繊維素材で計20枚あるという。バッグなどを約300個作り、残りの端材でペンケースなども作る。

https://www.asahi.com/articles/ASR157TPYR15OBJB001.html

▼参考記事
豊田スタジアム屋根等延命化工事(豊田市ウェブサイト)
可動式屋根を固定型に改修工事(豊田スタジアム南駐車場民間)

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