皆さんは鶏肉を使った料理をするとき、鶏皮ってどうしていますか?
私は基本的には剥いで、冷凍保存しておき、5枚ほど貯めたら脂分を取り出して、鶏油(チーユ)として使用しています。
鶏油は食用油としていろいろな用途で使用できます。
今日は鶏油の抽出方法を知らない方のために、私のやり方を紹介したいと思います。ちなみに、鶏油を取り出した後、残った鶏皮は捨てないでくださいね。無駄なく使いましょう。
鶏油を抽出して使う理由
私の場合は、鶏油で調理した時の風味や香りを楽しむ、そして旨味も感じるので、鶏油を使っています。体に良い悪いというのは、摂り過ぎなければ問題ないと思っています。鶏油が突出して健康にいいというものではないですしね。
また、市販の調理油を使うよりも、余計なものが入っない安心感というのはあると思います。鶏肉を買ったついでに調理油も抽出できて、一石二鳥ですね。
鶏油の抽出手順を紹介します
ここからは、私がいつもやっているやり方で、鶏油を抽出してみたいと思います。あくまで私のやり方ですので、他の方が紹介してる方法とは異なるかもしれませんので、ご了承くださいね。
- 鶏皮適量(4〜6枚くらいがやりやすいです)
- フライパン
- ボウル
- ざる(目の細かいもの)
- 保存容器(タッパーなど)
今日は激安スーパーで100g45円の鶏むね肉メガパックを買ってきましたので、これを使います。安すぎですよね…。剥いだ鶏皮を量ってみると、175.5gでした。
鶏皮を用意して、適当な大きさ(一口サイズ)に切ります。
フライパンに入れてから、中火にかけます。
じわじわと油が出てくるので、ある程度たまったら、ざるを乗せたボールにに移します。
これを油が出なくなるまで繰り返します。だいたい5〜7回くらいかな。途中からは鶏皮をぐっと上から押して油を抜くようなこともしてみます。
今日はこれだけ抽出できました。量ってみると、56.0gでした。油が冷めたら、タッパーなどの容器に移し、冷蔵庫で保存します。
保存期間は一般的に冷蔵で1か月、冷凍で3か月は大丈夫でしょう。
使用するときは、スプーンなどですくってください。冷蔵庫に入れいていると、バターのような色になりますが、常温で置いておくと、ほんの数分で溶けて透明になります。
以上、簡単に鶏油を抽出することができました。
では、残った鶏皮はどうしましょうか?鶏皮1枚(40g)には、たんぱく質が4gも含まれています。これを摂取しないわけにはいかないでしょう。タンパク質は大切ですからね。
では、フライパンの油をふき取ってそのままカリカリに焼いて鶏皮チップスを作りましょう!
味付けは、塩でも胡椒でもいいし、カレー粉を振ってもいいですね。ただ今日はこいつがキッチンにありました。これを振りかけて和えます。
うん、美味しすぎる♪
ガーリックにほんのりレモンの風味があって鶏皮のパリパリ感ともよく合います。これはビールと合わせるべき一品です。お子様のおやつにもぴったり。たんぱく質も単純計算で16g摂取できました。
基本的にどんな料理にも使える
☆チャーハン
最初にやるのはやっぱこれでしょ♪ってことで王道なのかな? 鶏の旨味がごはんに包まれて、卵やみじん切りの玉ねぎや人参、ネギとすごく合います。まずこれを試しましょう!鶏油作りで残った鶏皮を細かく切って一緒に炒めれば、鶏皮チャーハンも作れますよ。
☆塩焼きそば
通常の塩焼きそばのレシピに鶏油を追加しましょう。少し多めでもくどくないし風味が出て美味しいですよ♪具材が多めだと鶏油が絡まって見栄えも向上です。
☆揚げ物
鶏の唐揚げ、コロッケ、かき揚げなども、鶏油で揚げるとおいしいですよ。お替り何個でも欲しくなりますが、食べすぎは禁物ですよ。摂取カロリーにも気をつけましょう。ただ、揚げ物をするとなると多くの油が必要になりますので、揚げ物では鶏油を買ってきたほうがいいかも。
☆焼き鮭
スーパーなどで売っている冷凍切り身鮭。これを解凍して、フライパンに鶏油を数滴たらして焼き上げます。これがカリッと焼き目がついてとても美味しいんです。試してみてください♪
コメント